設立趣旨

活動概要

体運動習性研究所の活動は,

主に以下から構成されます。


  1. 足裏体圧分布測定会による体運動習性の体系化,研究,成果発表

  2. 愉気,活元運動,行気などを集団で行うことによる身体感覚の研磨

  3. 当サイト,講演会,勉強会をとおした優れた見解の獲得

趣旨


私たちは知らないうちに偏って身体を使っています。

実は身体と心は密接に結びついており,この身体の使い方と

関連した形で心も偏った使い方をしています。

そして,この偏った使い方をしている主体を

認める癖があります。


この主体を認めたとき,円滑な要求実現が阻害され

偏りが固定化し、無意識化が進みます。


例えば,物事の原因を他人のせいにする2種的な癖があります。

これは首の緊張と関係があり、物事の関連性を理解することが

難しいということが原因の一つですが、このように、

心の使い方と関連した身体的偏りが同時に形成され心も身体も硬直し,

疲弊します。


個人の響きやすい角度を知ることが解決策となります。

完全に無意識化したものは意識できませんが,

響きやすい角度から連動した形で無意識化した領域が

すこし柔らかさを取りもどし,自分自身がそれをわかる

わけです。そうなれば,あとは無意識の調整作用によって

自動で調和がなされます。こうして作り出された無努力の

調和こそが,本当の健康であると考えます。

このような健康状態に至るための方便として,愉気,活元運動,

行気法などがあります。


体運動習性研究所は,

私達一人ひとりが自分自身の無意識の自己同一化

に気が付き,「自己の要求がわかる力」を養い

「要求」の方向性に基づき,方向性を活かしきった

人生を生きることができるだけでなく,

社会全体が,お互いが「個」を認め合える環境

となることを願って設立されました。