体運動習性と音楽嗜好

はじめに

音楽は主体が自身の要求の方向に沿って外的刺激に同調したときにおこるのであり、

その方向は体運動習性によって規定されるのだから、

体運動習性と音楽的趣向には深い相関があるといえる。


例えば野口晴哉は、

「上下型は旋律、左右型は音色、ねじれ型は音量、前後形はリズム、

開閉型は間に高い感受性をもつ」と言っているが、さらなる研究が必要である。


体運動習性研究所ではこの関係を研究してきたが、ここではその成果の一部を紹介する。